2026.02.24

北海道の大学の選び方!偏差値・学部・併願まで高校生向けに解説

北海道の大学の選び方!偏差値・学部・併願まで高校生向けに解説
北海道で大学進学を考えている高校生の中には、「大学が多すぎて、どう選べばいいかわからない」「偏差値やランキングは気になるけど、それだけで決めていいの?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

北海道には、国公立大学から私立大学まで幅広い選択肢があります。さらに、学部の特徴や入試方式(前期・後期)、併願校の組み方によって、合格の可能性や進学後の満足度は大きく変わります。

本記事では、北海道の大学の偏差値をはじめ、文系・理系別の大学・学部の選び方、失敗しない併願校の選び方などを、高校生にもわかりやすく解説します。

北海道の大学選びや併願校の組み方を受験のプロが個別にアドバイス

【北海道の大学の選び方】高校生が知っておきたい基本ポイント

【北海道の大学の選び方】高校生が知っておきたい基本ポイント
北海道には国公立・私立あわせて多くの大学があり、それぞれ教育内容や入試方式、進学後の進路に大きな違いがあります。特に、高校生の段階では「どの大学に行きたいか」だけでなく、「大学で何を学びたいのか」「卒業後にどんな進路を目指したいのか」を意識することが重要です。

ここでは、高校生が知っておきたい「北海道の大学の選び方基本ポイント」について解説します。

北海道の大学事情

北海道には、国公立大学と私立大学がバランスよく存在しており、それぞれに異なる特徴があります。

国公立大学は学費が比較的安く、研究や専門性を重視した教育が行われている点が特徴です。例えば、北海道大学は、全国的にも評価の高い総合大学で、文系・理系ともに幅広い学部がそろっています。

一方、私立大学は実践的な授業や就職支援に力を入れている大学が多く、地元就職に強い点が魅力です。北海道最大規模の私立大学である北海学園大学は、その代表例といえます。国公立か私立かだけで判断せず、大学ごとの特色を理解することが大切です。

大学選びでよくある失敗パターン

大学選びでよくある失敗の一つが、「大学名や偏差値だけで決めてしまう」ことです。有名だから、周りが勧めるからといった理由だけで選ぶと、入学後に「思っていた学びと違った」と感じるケースも少なくありません。

また、学部・学科の内容を十分に調べずに出願し、興味の持てない分野を学ぶことになってしまう例もあります。さらに、前期・後期の入試方式や併願校の組み方を考えず、受験全体の戦略が曖昧なまま本番を迎えてしまうのも失敗の原因です。

大学選びは「合格すること」だけがゴールではありません。進学後の学びや将来まで見据えて選ぶ意識が重要です。

偏差値・ランキングはどこまで参考にすべきか

偏差値や大学ランキングは、大学選びの参考材料として役立ちますが、それだけで判断するのは注意が必要です。偏差値はあくまで入試の難易度を示す目安であり、学部や入試方式によって大きく異なります。

また、ランキング上位の大学が、必ずしも自分に合った大学とは限りません。例えば、専門性の高い学びを重視する高校生には、少人数教育が特徴の大学が向いている場合もあります。偏差値やランキングは「比較の材料」として活用しつつ、自分の興味・得意科目・将来像と照らし合わせて考えることが大切です。

北海道の大学選びや併願校の組み方を受験のプロが個別にアドバイス

北海道の大学ランキング一覧

北海道の大学ランキング一覧
北海道の大学を選ぶうえで、偏差値ランキングは現在の学力レベルを把握するための有効な指標です。ただし、偏差値は大学全体ではなく学部や入試方式ごとに異なるため、「あくまで目安」として活用することが重要です。

ここでは、北海道の国公立大学ランキングと私立大学の立ち位置と特徴について紹介します。

北海道の国公立大学ランキング

北海道の国公立大学は、学費の安さに加え、研究力や専門性の高さが特徴です。特に難関大学を目指す高校生にとっては、偏差値の目安を把握することが受験戦略の第一歩になります。

※出典:ベネッセ「マナビジョン」北海道の大学・学部の偏差値一覧(2026年度入試対応)

北海道の私立大学の立ち位置と特徴

北海道の私立大学は、実践的な学びや就職支援に強みを持つ大学が多く、国公立大学志望の高校生が併願校として選ぶケースも少なくありません。偏差値だけでなく、立地やサポート体制にも注目しましょう。

人気6校の特徴
  • 北海道医療大学:医療・保健分野に特化した私立大学。国家資格対策と実習が充実
  • 天使大学:看護学部中心の私立大学。少人数制で臨床実習に強い
  • 北海道科学大学:工学・情報・医療系に強い私立大学。実験・実習重視の実践型教育
  • 北星学園大学:英語・国際・心理分野に強い私立大学。語学教育と留学制度が充実
  • 北海学園大学:北海道最大規模の私立大学。文系学部が充実し道内就職に強い
  • 藤女子大学:少人数教育が特徴の女子大学。きめ細かな学習サポート

 

北海道の大学選びや併願校の組み方を受験のプロが個別にアドバイス

【文系・理系別】北海道の大学と学部の選び方

【文系・理系別】北海道の大学と学部の選び方
北海道の大学を選ぶ際には、まず「文系か理系か」という進路の方向性を明確にすることが重要です。文系と理系では、大学での学び方や入試科目、卒業後の進路が大きく異なります。

ここでは、文系・理系それぞれの特徴を解説します。

文系学部が強い北海道の大学

北海道の文系学部が充実している大学には、全国的に評価の高い国公立大学から、地元就職に強い私立大学まで幅広い選択肢があります。

代表的なのが北海道大学で、文学部・法学部・経済学部・教育学部を有し、研究志向の強い学びが特徴です。難易度は高いものの、将来、大学院進学や専門職を目指す高校生に向いています。また、就職する場合も、業種問わず、道内外の幅広い就職先に進むことができます。

一方、小樽商科大学は商学部に特化しており、会計・金融・公務員志望の高校生から高い人気があります。資格取得のサポートや英語教育も手厚く、道内就職に強いのも特徴です。

私立大学では北海学園大学が代表的で、法学部や経済学部など実社会に直結した学びが特徴です。文系学部を選ぶ際は、学部内容と卒業後の進路を具体的にイメージしながら比較することが重要です。

理系学部が強い北海道の大学

理系学部が強い北海道の大学は、研究分野の専門性が高く、将来の進路と直結しやすい点が特徴です。理系の場合は「大学名」よりも、「どの分野を深く学べるか」を重視して選ぶことが重要になります。

北海道大学は、理学部・工学部・農学部・医学部など幅広い理系分野を網羅しており、研究環境・設備ともに全国トップクラスです。基礎研究から応用研究まで幅広く学べるため、将来、研究職や大学院進学、高度専門職を目指す高校生に向いています。

工学・理工系分野に興味がある高校生には、公立千歳科学技術大学も有力な選択肢です。「応用化学生物学科」「電子光工学科」「情報システム工学科」の3学科があり、先端技術に特化した教育・研究と、少人数制で実験・演習を重視したカリキュラムが特徴です。特定分野を集中的に学びたい高校生に適した大学といえます。

また、医療系を志望する場合は、札幌医科大学旭川医科大学といった医科大学が代表的です。いずれも医学部・看護学科を中心に、高度な専門教育と臨床実習を行っており、医師や医療専門職を目指す高校生にとって適した進学先となります。入試難易度は高く、共通テスト・二次試験ともに高得点が求められるため、早期からの対策が不可欠です。

理系学部は、大学・学部の選択が将来の専門分野や職業に直結します。そのため、「理系だから北海道大学」「偏差値が高いから」という理由だけで決めるのではなく、研究内容・教育体制・卒業後の進路まで含めて慎重に比較することが、後悔しない大学選びにつながります。

文系・理系で大学選びが変わる理由

文系と理系では、大学選びの考え方そのものが大きく異なります。文系の場合、学部の選択肢が多く、入学後に進路を柔軟に考えられる点が特徴です。そのため、大学名や教育環境、就職支援体制などを重視する高校生も少なくありません。

一方、理系は学部・学科ごとに学ぶ内容が明確で、専門分野が将来の職業に直結しやすい傾向があり、「どの分野を学ぶか」が大学選びの最優先事項になります。また、理系は実験や研究に多くの時間を割くため、設備や研究環境も重要な判断材料です。

このように、文系・理系では重視すべきポイントが異なるため、自分の得意科目や将来像を踏まえて、適切な基準で大学を選ぶことが重要です。

北海道の大学選びや併願校の組み方を受験のプロが個別にアドバイス

国公立大学の前期・後期日程【必要な得点率の考え方】

国公立大学の前期・後期日程【必要な得点率の考え方】
北海道の国公立大学を受験するうえで、「前期日程」と「後期日程」の違いを正しく理解することは非常に重要です。前期・後期では、募集人数や試験内容、必要とされる得点率が大きく異なり、同じ大学・学部であっても難易度が変わることがあります。

特に、後期日程は「前期が不安だから滑り止めとして出願」されがちですが、実際には高い得点率が求められるケースも少なくありません。前期・後期をどのように使い分けるかは、合否を左右する大きなポイントです。

ここでは、それぞれの日程の特徴と得点率の目安、効果的な活用方法について解説します。

前期日程の特徴と得点率目安

前期日程は、国公立大学入試の中心となる日程で、募集人数が最も多いのが特徴です。多くの高校生が第一志望校に挑戦する日程であり、共通テストと二次試験の結果を総合して合否が決まります。

北海道の国公立大学では、前期日程の合格目安となる共通テスト得点率は、おおよそ65〜80%程度が一つの基準とされています。ただし、大学や学部によって配点や試験内容が大きく異なるため、単純な得点率だけで難易度を判断するのは危険です。

※出典:パスナビ「全国の大学・学部の共テ得点率」

特に北海道大学では、「総合入試」を採用している点が大きな特徴です。総合理系・総合文系という入試区分があり、入学後に成績や希望をもとに学部・学科へ振り分けられる仕組みとなっています。

【総合理系の特徴】
・総合理系で入学した後、医/歯/獣医/水産学部に進むことも可能
・総合科学重点/物理重点/化学重点/数学重点/生物重点のいずれかを選択して、二次試験の配点に傾斜をかけることができるため、得意科目を活かしたり、苦手科目をカバーしたりできる重点を選択することが重要

【総合文系の特徴】
・文系は、全学部で前期日程も開催されているため、自分の興味関心や受験科目、倍率によって、学部別入試/総合入試のどちらを選択するかについて検討することが必要
・総合文系と文学部だけは、二次試験で数学を使わずに社会科目で受験するという選択も可能なため、数学が苦手な生徒にとっては、合格可能性を上げる手段となりうる

 

このように、北海道大学の前期日程は単純な学部別入試だけではなく、総合入試という特徴的な仕組みを持っています。前期日程は難易度が高い一方で、募集枠が多く、最も合格のチャンスがある日程でもあります。出願の際は、自分の得意科目や将来像と入試方式が合っているかを慎重に見極め、戦略的に選択することが重要です。

後期日程の特徴と注意点

後期日程は、前期日程の合格発表後に実施される入試で、募集人数が非常に少ないのが最大の特徴です。

定員が数名、場合によっては一桁という大学・学部もあり、倍率が高くなりやすい傾向があります。そのため、「後期は前期より簡単」という考え方は危険です。共通テストで75〜90%といった高得点が求められるケースもあります。

また、後期日程は二次試験が小論文や面接のみの場合もあり、学力だけでなく表現力や思考力が重視されることも特徴です。準備期間が短い点も注意が必要で、前期終了後に慌てて対策するのは難しい場合があります。後期日程は「保険」ではなく、「高得点を狙える人向けの日程」と考えることが大切です。

前期・後期をどう使い分けるべきか

前期・後期日程を効果的に使い分けるためには、自分の学力や得意分野を客観的に把握することが欠かせません。共通テストで安定して高得点が取れる高校生は、後期日程も視野に入れる価値があります。

一方で、二次試験に強みがある場合は、前期日程での勝負が基本となります。また、前期で第一志望校に挑戦しつつ、後期は学部や大学のレベルを少し下げるなど、戦略的な出願も重要です。

さらに、私立大学との併願も含めて受験全体を設計することで、進学の選択肢を確保できます。前期・後期は単独で考えるのではなく、「受験全体の流れ」の中で位置づけることが、後悔しない大学受験につながります。

北海道の大学選びや併願校の組み方を受験のプロが個別にアドバイス

北海道の大学受験で失敗しない併願校の選び方

北海道の大学受験で失敗しない併願校の選び方
北海道の大学受験では、第一志望校だけでなく「併願校」をどのように選ぶかが、進学の成否を大きく左右します。併願校の選び方を誤ると、すべて不合格になってしまったり、合格しても進学後に後悔してしまったりするケースも少なくありません。

特に国公立大学志望の場合は、前期・後期の日程や私立大学との併願を含めて、受験全体を戦略的に考える必要があります。併願校は「なんとなく」で選ぶのではなく、自分の学力や志望分野に合った大学を組み合わせることが重要です。

ここでは、併願校選びの基本ルールと、文系・理系別の具体的な考え方について解説します。

併願校を選ぶときの基本ルール

併願校を選ぶ際の基本は、「安全校・実力相応校・チャレンジ校」のバランスを意識することです。目安としては、自身の偏差値を基準に、偏差値−5以下を安全校、±5程度を実力相応校、+5以上をチャレンジ校と考えると整理しやすくなります。これらをそれぞれ1〜2校ずつ出願することで、「すべて不合格になる」というリスクを大きく減らすことができます。

次に重要なのが、入試方式の違いです。大学入試には、共通テスト利用方式、二次試験重視型、小論文・面接型など、さまざまな方式があります。自分の得意・不得意を踏まえ、どの方式で力を発揮しやすいかを考えて出願することが大切です。

特に私立大学受験では、共通テストのマークミスなど万が一の事態に備えて、共通テスト利用方式だけでなく、一般方式でも少なくとも1校は出願しておくことをおすすめします。

また、受験会場の場所も見落としがちな重要ポイントです。道外の大学であっても、札幌に受験会場を設けている大学は多く存在します。第一志望が国公立大学の場合、私立受験で道外に移動する負担は想像以上に大きくなるため、札幌で受験できる大学は併願校として検討しやすい選択肢です。

さらに、入試科目はできるだけ揃えることが重要です。併願校ごとに使用科目が大きく異なると、その分対策にかける時間が分散し、どの大学の準備も中途半端になってしまう恐れがあります。第一志望校の受験科目をベースに、できる限り同じ科目で受験できる大学を併願校に選ぶことで、効率的な受験対策が可能になります。

併願校選びは「数を増やせば安心」というものではありません。自分の学力・得意分野・受験環境を踏まえて、戦略的に組み立てることが、合格と納得のいく進学につながります。

文系のおすすめ併願パターン

ここでは、道内大学に絞った文系のおすすめ併願パターンを紹介します。今回は北海道内の大学を中心にしていますが、実際には選択肢を道外大学まで広げることで、より自分の興味・将来像に合った大学に出会える可能性も高まります。大学を調べる段階では、最初から選択肢を狭めすぎず、視野を広く持つことが大切です。

北海道大学が第一志望の場合

前期:北海道大学
後期:小樽商科大学 または 北海道教育大学
私立:北海学園大学、北星学園大学 など

 

北海道大学を第一志望とする場合は、前期での挑戦を軸にしつつ、後期にはややレベルを下げた国公立大学を配置するのが基本です。私立大学では、道内就職に強い大学を併願することで、進学の選択肢を確保できます。

小樽商科大学が第一志望の場合

前期:小樽商科大学
中期:釧路公立大学
後期:北海道教育大学 または 旭川市立大学
私立:北海学園大学、北星学園大学 など

 

商学・経済系を志望する場合は、小樽商科大学を軸に、公立大学を中期・後期で組み合わせる併願が有効です。中期日程を活用することで、国公立大学への合格チャンスを増やすことができます。

北海道教育大学が第一志望の場合

前期:北海道教育大学
後期:北海道教育大学 または 旭川市立大学
私立:北海学園大学、北星学園大学、札幌学院大学、藤女子大学 など

 

教員志望や教育分野に関心がある高校生は、学部内容の近い大学を中心に併願するのがポイントです。私立大学も含めて複数の選択肢を持つことで、受験のリスクを抑えることができます。

理系のおすすめ併願パターン

理系の場合は、学部・学科によって学ぶ内容が大きく異なるため、併願校でも分野を揃えることが特に重要です。ここでは、北海道内大学を中心とした理系の併願パターンを紹介します。

北海道大学が第一志望の場合

前期:北海道大学
中期:公立千歳科学技術大学
後期:帯広畜産大学 または 公立はこだて未来大学 または 室蘭工業大学
私立:酪農学園大学、北海道科学大学、北海道医療大学 など

 

北海道大学志望の場合は、前期での挑戦に加え、中期・後期で専門性の近い国公立大学を組み合わせるのが基本です。私立大学では、理工系・医療系など志望分野に合った大学を併願することで、安全校の役割を持たせることができます。

公立千歳科学技術大学が第一志望の場合

前期:公立千歳科学技術大学
中期:公立千歳科学技術大学
後期:室蘭工業大学 または 公立はこだて未来大学
私立:北海道科学大学、北海道医療大学 など

 

公立千歳科学技術大学を第一志望とする場合は、前期・中期の両方を活用しつつ、後期で他の理工系大学を組み合わせることで、合格の可能性を高めることができます。

札幌医科大学が第一志望の場合

前期:札幌医科大学
後期:旭川医科大学
私立:北海道医療大学、日本医療大学 など

 

医学・医療系を志望する場合は、国公立大学同士の併願に加え、私立の医療系大学を安全校として組み込むのが一般的です。入試難易度が高いため、早い段階から併願を含めた受験設計を行うことが重要です。

北海道の大学選びや併願校の組み方を受験のプロが個別にアドバイス

【北海道の代表的な大学5選】どんな高校生におすすめ?

【北海道の代表的な大学5選】どんな高校生におすすめ?
北海道で大学進学を考える際、多くの高校生が候補に挙げるのが、北海道大学・北海学園大学・小樽商科大学・北海道教育大学・公立千歳科学技術大学です。これらの大学は、それぞれ学力レベルや学びの内容、進学後の進路が大きく異なります。

大切なのは、「どの大学が上か」ではなく、「自分の学力や興味、将来像に合っているか」という視点で大学を選ぶことです。ここでは、北海道を代表する5つの大学について、それぞれどのような高校生に向いているのかを具体的に解説します。

北海道大学

北海道大学は、北海道を代表する難関国立大学で、全国的にも高い評価を受けている総合大学です。文系学部(文・法・経済・教育)から、理系学部(農・工・理・水産)、さらに医療系学部(医・歯・薬・獣医)まで学部の幅が非常に広く、国公立大学では珍しい獣医学部や水産学部を有している点も大きな特徴です。

このように学問分野の選択肢が多い北海道大学は、専門性の高い研究環境が整っている一方で、「総合入試」を採用している点にも注目する必要があります。北海道大学では、総合文系・総合理系といった入試区分が設けられており、入学後に成績や希望をもとに学部・学科が振り分けられます(一部の学部を除く)。そのため、「まだやりたいことが明確に決まっていない高校生」にとって、入学後に専門分野を選べることは大きな魅力といえます。

文系学部では、研究志向の強い授業を通じて思考力や分析力を鍛えることができ、大学院進学や専門職、公務員を目指す生徒にも向いています。一方で、理系学部では、充実した研究設備や実験環境のもとで専門性を高めることができ、大学院進学や研究職、技術職、医療系専門職など幅広い進路につながっています。就職を目指す場合でも、北海道内にとどまらず全国規模での就職実績があり、進路の選択肢は非常に幅広いのが特徴です。

ただし、入試難易度は高く、共通テスト・二次試験ともに安定した高得点が求められます。また、学びの自由度が高い分、自ら考え、主体的に学習や研究に取り組む姿勢が欠かせません。「幅広い分野に触れながら、自分の専門を見つけたい」「北海道で最もレベルの高い学習環境に挑戦したい」と考える高校生におすすめの大学です。

北海学園大学

北海学園大学は、北海道最大規模の私立大学で、札幌を中心に道内から高い支持を集めています。文系学部を中心に実社会と結びついた学びが充実しており、「北海道での就職を重視したい高校生」や「大学生活と将来の進路をバランスよく考えたい高校生」に向いている大学です。

法学部・経済学部・人文学部などがあり、講義内容は実務や社会とのつながりを意識したものが多いのが特徴です。公務員試験や資格取得のサポート体制も整っており、在学中から将来を見据えた準備がしやすい環境といえます。特に、道内企業や自治体への就職実績が安定している点は、大きな強みです。

また、入試方式が多様であることも北海学園大学の魅力です。共通テスト利用方式に加え、一般方式や複数回受験など、学力や得意分野に応じて受験方法を選ぶことができます。そのため、国公立大学志望の高校生が併願校として選ぶケースも多く、受験戦略を立てやすい大学といえます。

北海学園大学は、「学びやすさ」「就職のしやすさ」「通いやすさ」を重視し、北海道での進学・就職を現実的に考えたい高校生におすすめの大学です。

小樽商科大学

小樽商科大学は、商学部のみを設置する国立大学で、会計・経済・経営・金融といった分野に特化した教育を行っている点が大きな特徴です。「ビジネスや経済分野を専門的に学びたい高校生」や「将来公務員として、または企業で活躍したい高校生」に向いている大学です。

学部が一つに絞られているため、入学時点から専門性の高い学びが始まり、少人数教育を活かした演習やゼミが充実しています。会計士・税理士などの資格取得支援や、公務員試験対策にも力を入れており、実践的な力を身につけやすい環境が整っています。また、英語教育にも定評があり、グローバルな視点を持った人材育成が行われています。

就職面では、北海道内の金融機関や企業、自治体への就職実績が高く、道内就職を希望する高校生にとっては非常に心強い大学です。一方で、全国規模の企業への就職実績もあり、進路の選択肢は決して狭くありません。

ただし、商学部以外の分野を学ぶことはできないため、入学後に大きく進路変更したい場合には注意が必要です。「経済・経営・会計といった分野に強い興味がある」「国立大学で専門性を高めたい」と考える高校生におすすめの大学といえます。

北海道教育大学

北海道教育大学は、教員養成を中心とした国立大学で、「将来、学校の先生になりたい」「教育分野に深く関わる仕事がしたい」と考えている高校生に向いている大学です。札幌・旭川・釧路・函館・岩見沢の5つのキャンパスを持ち、地域に根ざした教育を行っている点が大きな特徴です。

教育学部を中心に、小学校・中学校・高校の教員養成に力を入れており、教職に必要な専門知識や指導力を体系的に学ぶことができます。教育実習や現場体験の機会も多く、早い段階から「先生になるための準備」ができる環境が整っています。そのため、教員志望が明確な高校生にとっては非常に相性の良い大学です。

また、教員以外の進路として、公務員や一般企業への就職実績もありますが、学びの内容は教育分野が中心となるため、幅広い分野を学びたい高校生にはやや選択肢が限られる場合があります。入学後に大きく進路を変更したい場合は、事前に学部・専攻内容をよく確認しておくことが重要です。

北海道教育大学は、「教育に強い関心があり、将来の進路を早い段階で定めている高校生」や、「地域に貢献する仕事に就きたい高校生」におすすめの大学です。

公立千歳科学技術大学

公立千歳科学技術大学は、理工系分野に特化した公立大学で、「工学・情報・応用化学などの分野を専門的に学びたい高校生」に向いている大学です。理系に進みたいという意思がはっきりしており、特定分野を集中的に学びたい生徒にとって、非常に特徴的な進学先といえます。

「応用化学生物学科」「電子光工学科」「情報システム工学科」の3学科があり、先端技術に関わる分野を学ぶことができます。少人数教育を基本としており、実験・演習・研究に多くの時間が割かれる点も特徴です。教員との距離が近く、主体的に学びたい高校生ほど力を伸ばしやすい環境が整っています。

また、公立大学のため学費が比較的抑えられている点も魅力の一つです。札幌からのアクセスも良く、道内で理系分野を学びたい高校生にとって現実的な選択肢となります。中期日程を活用した受験が可能な点も、併願戦略を立てるうえでの強みです。

一方で、総合大学ではないため、入学後に文系分野へ進路変更することは難しくなります。「理系分野に進むことを決めている」「専門性を重視した大学生活を送りたい」と考える高校生におすすめの大学です。

国公立と私立で迷ったときの判断軸

国公立大学と私立大学のどちらを選ぶべきかは、多くの高校生が悩むポイントです。判断の軸としてまず考えたいのが、学費と入試方式です。

国公立大学は学費が比較的安い一方で、共通テスト・二次試験ともに高い学力が求められます。私立大学は学費が高めですが、入試方式が多様でチャンスが広がる点が特徴です。また、学びのスタイルも異なります。研究志向や専門性の高さを重視するなら国公立、就職支援や実践的な学びを重視するなら私立が向いている場合があります。

「どちらが上か」ではなく、「どちらが自分に合っているか」という視点で考えることが、後悔しない大学選びにつながります。

北海道の大学選びや併願校の組み方を受験のプロが個別にアドバイス

北海道の大学選びで迷う高校生へ

画像出典:Brains Gym

北海道の大学選びは、偏差値やランキングを見るだけでは答えが出ないことも多く、「自分に合った大学がどこなのか分からない」「このままの志望校で本当にいいのか不安」と悩む高校生は少なくありません。

文系・理系の選択、共通テストと二次試験の配点バランス、前期・後期日程の戦略、併願校の組み方など、受験には多くの判断ポイントがあります。さらに、学びたい分野や将来の進路、キャンパスの立地や学費なども含めて考える必要があり、情報が多いからこそ迷いが生まれやすいのが現実です。

だからこそ、早い段階で正しい情報を整理し、自分なりの「判断軸」を持つことが重要です。なんとなく周囲に合わせて志望校を決めるのではなく、「なぜその大学を目指すのか」を明確にすることで、日々の勉強への向き合い方も大きく変わってきます。

高校生専用の会員制予備校「Brains Gym(ブレインズ・ジム)」では、北海道の大学事情を熟知した講師が、大学選びの段階から丁寧にサポートしています。

単に偏差値を基準に提案するのではなく、現在の学力、得意・不得意科目、将来の目標、部活動や生活スタイルまでを踏まえたうえで、一人ひとりに合った受験戦略を設計し、志望校決定・併願プラン作成・学習計画の立案・進捗管理までを一貫してサポートします。

「どの大学を目指すべきか分からない」という段階から相談できる環境が整っているため、不安や迷いを一つひとつ解消しながら、納得のいく大学受験を目指すことができます。北海道で自分らしい進路を実現するための第一歩として、「Brains Gym」という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

BrainsGymの合格実績と先輩たちの体験談

※すべてBG正会員の現役合格実績です。

北海道の大学選びや併願校の組み方を受験のプロが個別にアドバイス

よくある質問|北海道の大学の選び方Q&A

よくある質問|北海道の大学の選び方Q&A
北海道の大学選びについて調べていると、「偏差値はどこまで気にすべき?」「国公立と私立、どちらを優先すべき?」「文系・理系はいつ決めればいい?」など、共通した疑問を持つ高校生や保護者は多いものです。

ここでは、北海道の大学受験を考えるうえで特によくある質問をQ&A形式でまとめました。進路選びの不安や迷いを整理しながら、自分に合った大学選びのヒントを見つけてください。

Q1:北海道の大学は偏差値だけで選んでも大丈夫ですか?

A:偏差値はあくまで目安の一つであり、それだけで大学を選ぶのはおすすめできません。

学部で何が学べるのか、卒業後の進路、前期・後期の入試方式などを含めて総合的に判断することが、後悔しない大学選びにつながります。

Q2:国公立大学の前期と後期はどちらが合格しやすいですか?

A:一般的には前期の方が募集人数が多く、後期の方が難易度は高くなる傾向があります。
後期は募集枠が非常に少ないため、「後期で勝負する」という考え方は危険です。前期での合格を目指しつつ、後期は戦略的に活用しましょう。

特に北海道大学の後期試験は注意が必要です。北海道大学は全国的な難関大学であるため、前期で東京大学・京都大学などの最難関大学を受験した層が後期で出願するケースも少なくありません。その結果、受験者のレベルが非常に高くなり、前期以上に競争が激しくなる傾向があります。

後期日程は「前期に届かなかった人のための救済措置」ではなく、「高得点を安定して取れる受験生同士の勝負」になることも多い日程です。後期に期待しすぎるのではなく、前期で合格を目指す戦略を基本とすることが重要です。

Q3:北海道の大学受験では併願校はどのように選べばいいですか?

A:「挑戦校・実力相応校・安全校」をバランスよく組み合わせることが重要です。

偏差値を下げるだけでなく、複数の入試方式を活用することで、合格の可能性を高めることができます。

Q4:私立大学と国公立大学、どちらを選ぶべきですか?

A:どちらが良いかは人によって異なります。

学費・学習スタイル・将来の進路を踏まえて選ぶことが大切です。北海道では、国公立志望でも私立大学を併願するケースが多く、併願戦略まで含めて考える必要があります。

Q5:大学選びはいつ頃から始めるべきですか?

A:理想は高校1年生のうちに情報収集を始めることです

早めに志望校の候補を決めておくことで、科目選択や学習計画を有利に進めることができます。高校1年生、2年生の夏休みに、最低1校はオープンキャンパスに参加するのがおすすめです。

北海道の大学選びや併願校の組み方を受験のプロが個別にアドバイス

まとめ

北海道の大学選びでは、偏差値やランキングだけで判断するのではなく、学部の内容や文系・理系の違い、前期・後期日程の特徴、併願校の組み方まで含めて総合的に考えることが大切です。特に国公立大学を目指す場合は、共通テストと二次試験の配点比率や科目バランスによって合否が大きく左右されるため、自分の得意・不得意を踏まえた戦略的な準備が欠かせません。

また、「なんとなく有名だから」「周りが勧めるから」といった理由だけで大学を選んでしまうと、進学後に「思っていた学びと違った」と後悔してしまう可能性もあります。

自分が何を学びたいのか、将来どのような進路を目指したいのかを考えながら、早い段階で大学選びの軸を持つことが重要です。その軸が定まることで、日々の勉強にも目的意識が生まれ、モチベーションの維持にもつながります。

北海道の大学受験で迷っている高校生は、一人で悩まず、専門的な視点からアドバイスを受けるのも一つの方法です。

高校生専用の会員制予備校「Brains Gym(ブレインズ・ジム)」では、北海道の大学事情に精通した講師が、志望校選びの段階から受験戦略の立案、日々の学習計画までを一貫してサポートしています。「どの大学を目指すべきか分からない」という状態からでも相談できる環境が整っているため、不安を整理しながら納得のいく進路選択を進めることができます。

大学選びはゴールではなく、将来へのスタート地点です。正しい情報と自分に合ったサポートを活用しながら、自分らしい進学先を見つけていきましょう。

偏差値やランキングだけで決めていませんか?あなたに合った北海道の大学受験を一緒に考えます。
記事の監修:庄原 剛佑(練成会グループ 個別指導3.14 ブレインズ・ジム本部長)

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