2024.12.25

北海道大学の特徴とは?学べること・向いている人・勉強法ポイントを完全ガイド

北海道大学の特徴とは?学べること・向いている人・勉強法ポイントを完全ガイド
北海道大学は、広大なキャンパスや充実した学び環境のある、日本を代表する国立大学です。

国立大学最多の学部数や、先端的トップレベルの研究、全国・海外から学びに来ている学生が多いのでグローバルな環境で学生生活を送れるなど、独自の魅力が数多く詰まっています。

本記事では、北海道大学の特徴と魅力をはじめ、入試のポイントや学部ごとの特色、さらには卒業生の進路傾向など、受験生や保護者が知りたい情報を徹底解説します。

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北海道大学の特徴と魅力

北海道大学の特徴と魅力
北海道大学は、北海道札幌市に本部を構える日本屈指の国立大学で、その豊かな自然環境と広大なキャンパスが大きな魅力です。

旧帝大の1つとして、国内外から高い評価を受けており、学部から大学院まで幅広い分野で最先端の教育・研究が行われています。

また、歴史と伝統を重んじながらも、時代の変化に対応した教育プログラムや、多様なバックグラウンドを持つ学生を受け入れる環境が整っています。

ここでは、北海道大学の特徴と魅力6選をご紹介します。

歴史ある国立大学

北海道大学は、1876年に札幌農学校として設立され、その後、日本の旧帝国大学の1つとして発展を遂げた歴史ある国立大学です。

創設当初から「開拓の精神」を教育理念に掲げ、学生の自主性や創造力を育むことを重視し、日本初の本格的な農業教育機関として設立された背景から、現在も、農学をはじめとした理系分野において強みを持っています。

一方で、法学部や経済学部などの文系分野の学問にも力を入れており、総合大学として多様な学びを提供しています。

その長い歴史の中で培われた教育理念や伝統は、現代の学生にも受け継がれ、北海道大学の誇りとして広く知られています。

大学1年次は全員が総合教育部

北海道大学では、すべての新入生が1年次に「総合教育部」に所属し、基礎的かつ幅広い教養を学ぶカリキュラムを受けます。

この制度は、専門分野に進む前に幅広い視点を養い、総合的な学力を身につけることを目的としており、文系・理系に関わらず、多様な科目から選択することで、自分の興味や関心を深める機会が提供される点が特徴です。

この1年間の基礎教育は、主体的に学ぶ姿勢が求められるため、その後の専門的な学びをより深めるための重要な土台となり、北海道大学の教育方針を象徴する取り組みとなっています。

多彩な学際研究や留学プログラム

北海道大学では、従来の学問分野を超えた学際的な研究が盛んに行われており、これが同大学の大きな特徴の1つです。

農学・林学、化学・化学工学、地球・海洋科学、地球物理学の分野では、QS分野別世界大学ランキングにおいて100位以内にランクインしており、2010年度には鈴木章名誉教授がノーベル化学賞を受賞したことでも知られています。

さらに、北海道大学は、持続可能な社会の実現に向けた教育・研究にも力を入れており、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づく取り組みが評価され、2022年には「THEインパクトランキング」で世界10位、日本国内1位に選ばれました。

また、国際的な視野を広げるための、多彩な留学プログラムも用意されており、海外の提携大学との交流を通じて、語学力や異文化理解を深めるだけでなく、研究や実践的な学びを海外で経験できる貴重な機会も提供されています。

例えば、「新渡戸カレッジ」というグローバル人材を育成するための特別教育プログラム(語学力や留学経験を重視)があります。

このプログラムは、北海道大学の全12学部の学生を対象に、選抜された約200名の学生が参加することができ、修了時には、成績やTOEFLスコアに応じて異なる称号が与えられます。

これらの取り組みは、グローバル社会に適応し、活躍できる力を養うための北海道大学ならではの強みといえます。

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充実した奨学金制度

北海道大学では、経済的負担を軽減し、意欲ある学生が学業に専念できるよう、多様な奨学金制度を提供しています。

日本学生支援機構(JASSO)による奨学金に加え、大学独自の奨学金プログラムも充実しており、成績優秀者や特定の条件を満たす学生を対象にした支援が行われています。

また、返済の必要がない給付型奨学金や、特に経済的支援が必要な学生のための免除制度も設けられています。

これらの制度は、学生の学びの可能性を最大限に引き出し、充実した大学生活を支える北海道大学の大きな魅力の1つとなっています。

▶詳しくは、北海道大学の公式サイトにてご確認ください。

キャリア支援

北海道大学では、学生1人ひとりの将来設計をサポートするため、充実したキャリア支援が提供されています。

北海道大学のキャリアセンターでは、学士・修士・博士課程の学生に対して、就職活動のためのセミナーや個別相談会が定期的に開催されるほか、業界研究や企業説明会など、実践的な情報収集の場が設けられています。

特に博士課程の学生に対しては、S-cubicとI-HoPが中心となり、キャリア支援プログラムを展開しており、博士号を持つ学生やポスドク向けの特別な支援が含まれています。

このように、多様な支援を通じて、グローバルに活躍する人材を目指す学生が、自分らしい進路を見つけられるよう力を入れています。

広大なキャンパスと自然環境

北海道大学のキャンパスは約178ヘクタールあり、キャンパス以外のフィールド施設や研究林を合わせると、北大で保有する土地の合計面積は約660平方キロメートル(約70,000ヘクタール)となります。

キャンパス内には、緑豊かな並木道や広場、美しい池や小川が点在し、季節ごとに異なる風景を楽しむことができ、特に有名なのは「ポプラ並木」や「イチョウ並木」で、多くの学生や観光客に親しまれています。

また、キャンパスは研究や学びの場としてだけでなく、散策やリフレッシュの場としても活用されており、心地よい環境の中で学業に集中できることが大きな魅力で、学問の自由と探究心を象徴する場として、北海道大学ならではの特色を感じさせます。

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北海道大学の入試の特徴と勉強法ポイント

北海道大学の入試の特徴と勉強法ポイント
北海道大学の入試は、幅広い知識と深い理解力が求められる点が特徴で、特に論理的思考力や表現力を問われる問題が多く、基礎学力の定着と応用力のバランスが重要になります。

ここでは、北海道大学の入試の特徴と2つの勉強法ポイントについて解説します。

入試の特徴

北海道大学では、「総合入試」と「学部別入試」があります。

総合入試は、文系と理系の大きな枠組みで受験ができ、入学後に1年次の成績に基づいて希望する学部に振り分けられるため、入学前に特定の学部を選ばずに、入学後にじっくりと学びながら自分の専攻を決めることができます。

学部別入試は、各学部ごとに入試が行われ、学部ごとに異なる個別試験を受ける必要があります。

関連記事:北海道大学受験に強くなる!効果的な勉強法やスケジュール作成のポイントなど徹底解説

基礎力・解答力・表現力は必須

北海道大学の入試を突破するためには、基礎力・解答力・表現力の3つをバランスよく鍛えることが重要です。

北海道大学の入試問題は、基礎を重視した問題が多いので、各教科の基本事項や公式、語彙力などをしっかりと身につけ、確実に得点できる「基礎力」の徹底が最優先となります。

その上で、解答力を養うために演習を繰り返し、過去問を通じて出題傾向を把握し、効率的に解くスキルを身につけることがポイントです。

また、記述式問題への対応として表現力と解答力の強化も重要となります。

特に国語や英語では、論理的で簡潔な文章を作成する練習を日頃から行い、添削指導を活用して、採点者に伝わる表現を身につけることで、試験本番でも自信を持って挑むことができます。

計画的な学習スケジュール

北海道大学の入試対策として、計画的な学習スケジュールの作成が合格への鍵となります。

まず、目標を明確にし、長期、中期、短期の計画を立て、1年間で達成したい目標を大まかに設定した上で、各月や週に取り組むべき内容を具体的に決めることが重要です。

また、進捗状況を定期的に確認し、必要に応じて計画を調整する柔軟性や、模試や定期テストを活用して弱点を洗い出し、それに基づいた対策を練ることで学習の質を高めることができます。

計画的な学習は合格への最短ルートとなるので、ぜひ実践してみてください。

北海道大学の受験に強い予備校なら

練成会グループの3.14communityが運営する会員制大学受験予備校「BrainsGym(ブレインズ・ジム)」は、北海道大学への現役合格者を多数輩出してきた実績豊富な高校生向け予備校です。


画像出典:会員制現役予備校BrainsGym

BrainsGymは、札幌市を中心に全10校を展開しており、遠方に住むため通学が難しい学生を対象にしたオンライン校「BGアットホーム」も設けています。

BrainsGymの魅力は、高校生指導に特化した優秀な講師陣が提供する、AIを活用した最新の学習システム「atama+(アタマプラス)」を用いた指導です。

一人ひとりに最適化された学習プランを提案するだけでなく、生徒とともに最適な勉強法を模索する「受験コンサルティング」によって、生徒にとって価値ある学びを実現しています。

さらに、AIの活用により、生徒の弱点を早期に克服しながら得意分野を伸ばし、北海道大学合格に不可欠な基礎学力の向上と、問題を解く力を養うための「解答力」も重点的に育成しています。

「会員制自習室」では全科目の質問が可能で、自分専用の学習スペースが用意されているため、効率的に自学自習に取り組むことができ、志望大学に合わせた個別指導も実施しており、理想的な学習環境が整っています。

さらに、年間を通じて行われるモチベーションを引き出すイベントや、活気に満ちた雰囲気の中での学習により、メリハリのある受験生活を送ることができます。

また、現役の北大生や医学部生といった「先輩たち」から直接受け取るリアルな体験談や受験のコツは、生徒にとって刺激となり、目標への意欲を高めるきっかけとなっています。

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北海道大学の学部の特徴

北海道大学の学部の特徴
北海道大学は、幅広い学問分野をカバーする12の学部を有しており、それぞれ専門的な知識と技能を身につけるための多様なカリキュラムが用意されています。

ここでは、北海道大学の12の学部の特徴をご紹介します。

文学部

北海道大学の文学部は、人文科学科のみがあり、学生が自分の興味に応じて選択できる4つの履修コースを提供しています。

4つの履修コースは、2年次進級時に選択することとなり、各コースには定員等がなく、所属したいコースに全員が所属することができます。


また、文学部では、理論だけでなくフィールドワークや資料調査を通じた実践的な研究も特徴の1つで、先進的な研究設備もあり、実践的な学びを深めることができます。

他学部との連携を通じた学際的なプロジェクトも活発で、柔軟な発想力や幅広い視点を養うことができ、将来的に教育、研究、文化振興、メディア関連など、幅広い分野で活躍したい学生にとって、文学部は理想的な学びの場です。

教育学部

北海道大学の教育学部は、教育学科のみが存在し、「教育基礎論分野」「教育社会科学分野」「教育心理学分野」「健康体育学分野」の4つの分野から構成されています。

人間の成長や発達、教育のあり方について深く学ぶ「教育学」を中心に、心理学や社会学などの隣接分野もカバーしており、多角的な視点から教育にアプローチします。

各分野の中には、教育社会学、教育史・比較教育、体育史、特殊教育・臨床心理学などのゼミがあり、2年次の後半から所属して学習を進めていきます。

また、教育学部は、少人数制の「専門演習」が特徴的で、3年次から特定の演習に集中し、問題関心を深め、研究方法を学びます。

教育を通じて人間の成長を促進し、人の成長や社会貢献に関わりたいと考える方にとって、
最適な学部となっています。

法学部

北海道大学の法学部は、法学と政治学の分野において多様な教育を提供し、学生が専門的な知識と実践的なスキルを身につけることができます。

また、民事法・刑事法・社会法・公法・基礎法学・政治学の6つの分野があり、自分の興味に応じて履修することができ、2年次の後期からは、「法専門職コース」と「総合法政コース」のいずれかを選択して学んでいきます。

法学部では、講義形式の授業に加え、少人数制のゼミが必修となっており、教授と直接議論を交わしながら深い理解を得ることができ、学生同士の交流や意見交換を促進し、学びを深める要素となっています。

北海道大学の法学部は、専門的な法律教育と幅広い視野を持つ人材を育成することを目指しており、学生は多様な選択肢の中から自分のキャリアを築くことができます。

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経済学部

北海道大学の経済学部は、「経済学科」と「経営学科」の2つの学科があり、経済学科では、経済理論・経済政策・国際経済などの分野を学び、経営学科では、企業の経営戦略やマネジメントに関する知識を深めることができます。

3年次からはゼミが始まり、少人数での密な指導が行われるので、学生は専門的な知識を深めるとともに、論理的思考力や問題解決能力を養うことができます。

経済や経営に関する知識を活かして、社会で活躍するための基盤を築くことができます。

理学部

北海道大学の理学部は、自然科学の基礎を深く掘り下げることを目的とした学部で、数学・物理学・化学・生物科学・地球惑星科学の5つの学科があり、それぞれの分野で高度な専門知識を学べる環境が整っています。

理学部は、知的好奇心に基づいて専門分野を学ぶことを重視しており、学生は現象を解析し、法則を発見・検証する能力を養うことができ、この能力は、社会のさまざまな分野で必要とされる重要なスキルとなります。

また、研究施設や設備が充実しており、4年次には教員の指導の下で自分の研究テーマに取り組む機会が与えられ、最先端の実験やフィールドワークを通じて、実践的なスキルを身につけることができます。

北海道大学の理学部は、専門的な知識を深めるための充実した教育環境と多様な研究機会を提供しているので、科学に情熱を持つ学生に最適な学部です。

工学部

北海道大学の工学部は、社会の発展に貢献する技術と知識を探求し、実践的なエンジニアを育成する学部で、応用理工系学科・情報エレクトロニクス学科・機械知能工学科・環境社会工学科の4つの学科が設置されています。

工学部では、基礎知識から応用技術まで体系的に学ぶことができ、実践的な研究やプロジェクトを通じて、理論と実践を結びつける教育が特徴です。

また、地域社会や企業との連携をした実社会での問題解決に貢献する研究や、キャリア支援プログラムや外国語教育、国際交流プログラムも充実しています。

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農学部

北海道大学の農学部は、食料・環境・資源の持続可能な利用を探求し、人類と地球の未来に貢献することを目指した学部です。

北海道大学の前身は、日本の農学教育の礎とも言える「札幌農学校」であり、歴史や伝統ある農学部は人気が高く、生物資源科学科・応用生命科学科・生物機能化学科・森林科学科・畜産科学科・生物環境工学科・農業経済学科の7つの学科で構成されています。

農学部のカリキュラムは、一般教育科目と専門科目に分かれていて、自然科学や社会科学の基礎を学びつつ、専門的な知識も深めていきます。

2年次から各学科に分かれて基礎的な実験・実習スキルを学び、3年次の後期から研究室に配属されて実践的な専門スキルを磨くことができます。

また、北海道という立地を活かしたフィールドワークや実験も充実しており、学生は理論だけでなく実践的な経験を積むことができます。

自然や生態系、食料問題に関心を持ち、それらを科学的に解明したいと考える学生にとって最適な学びの場となります。

獣医学部

北海道大学の獣医学部は、動物の健康管理や病気の治療に加え、人間と動物の共生、さらには食品安全や公衆衛生の向上に貢献することを目指した学部です。

また、国立大学で獣医学部を設置している大学は10校で、その中でも北海道大学の獣医学部は日本で唯一の独立した獣医学部で、国際水準の獣医師を育成するために、海外の大学との連携を強化しています。

さらに、帯広畜産大学との共同獣医学課程を設置しており、両大学の教育資源を活用した実践的な教育で、学生が両校の教員から直接指導を受けることができ、臨床教育や公衆衛生に関する実践的な知識を深めることができます。

カリキュラムも幅広く、基礎獣医学分野・病態獣医学分野・応用獣医学分野・臨床獣医学分野を学べ、それぞれ国内最高峰の教育を受けることができます。

水産学部

北海道大学の水産学部は、海洋環境の保全や水産資源の持続的利用を追求する、国内でも3つしかない国立大学の水産学部の1つで、海洋生物科学科・海洋資源科学科・増殖生命科学科・資源機能化学科の4つの学科があります。

水産学部は、1・2年次は札幌キャンパスで学び、3・4年次には函館キャンパスで専門教育を学ぶことになります。

実践的かつ学際的な視点で深く学ぶことができ、練習船を用いた実習や、最新の生物採集機器を使用した研究が行われています。

水圏生物やその環境に強い関心を持つ学生にとって、挑戦と学びに満ちた場となっています。

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医学部

北海道大学の医学部は、北海道帝国大学医学部を前身としており、旧帝大の1つとして、国際的な視点を持つ教育を重視しています。

医学部には、医学科と保健学科の2つの学科があり、医学部医学科では6年間にわたり、基礎医学から臨床医学、実習まで段階的に学ぶことができます。

1年次は医学教養コース、2〜3年次は基礎医学コース、3〜4年次は臨床医学コース、4〜6年次は実際の病院での実習がある臨床実習コースに分かれており、獣医学部との共同研究プログラムも特徴の1つです。

一方の保健学科は、看護学・放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学・作業療法学の5つが設置されており、自身の目指す進路に合わせて幅広い分野について学ぶことができます。

歯学部

北海道大学の歯学部は、基礎から臨床まで一貫した教育プログラムが用意されており、歯科医療に必要な高度な技術と知識を段階的に学べる環境が整っています。

歯学部のカリキュラムは大きく4つに分けられており、1年次は基礎教育期、2年次は専門教育期(I)、3~4年次は専門教育期(II)、5~6年次は総合教育期となっていて、段階的に専門知識と技術を習得することができます。

そして、特徴的なのは早い段階からの実習体験で、実践的なトレーニングを通じて、実際の診療現場で即戦力となるスキルを習得することが可能となります。

また、歯科医師国家試験合格率も全国的にみて非常に高い成績を収めているので、歯科医師希望の学生にとって非常に魅力的であると言えます。

薬学部

北海道大学の薬学部は、薬学の基礎から応用まで幅広く学び、社会に貢献できる薬剤師や研究者を育成することを目的としており、数少ない国立大学の薬学部の1つとなっています。

薬学部の学科は、6年制で薬剤師を目指す「薬学科」と、4年制で研究者の道を目指す「薬科学科」に分かれており、1・2年次では両学科に共通する全学教育科目(教養科目)を学び、3年次の後期以降は各学科に所属し専門教育を行います。

また、薬学部では、約15の研究室を有し、創薬科学や臨床薬学に関する先端的な研究が行われていて、研究教育を重視することで、学生は早期から研究室に配属され、実践的な研究を通じて問題発見能力や解決能力を身につけます。

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北海道大学が向いている人

北海道大学が向いている人
北海道大学は、学問の幅広さや研究の自由度、そして広大な自然環境を活かした学びが特徴です。

ここでは、北海道大学が向いている人について解説します。

幅広い分野で挑戦したい人

北海道大学は、幅広い分野で学びを深められる総合大学で、各学部が専門知識を提供するだけでなく、学際的な研究や他学部との連携による、学びの機会が豊富に用意されています。

そのため、特定の分野だけでなく、異なる視点や分野を横断的に学びたいという意欲を持つ学生にとって最適な環境となっており、多角的なスキルを身につけることが可能です。

幅広い学問への挑戦を通じて、自分の可能性を最大限に引き出したいと考える学生には、北海道大学の教育環境は非常に魅力的です。

自主性と探究心を持つ人

北海道大学は、自主性と探究心を持つ学生にとって理想的な環境があり、講義や実習だけでなく、自ら研究テーマを設定し、深く掘り下げていく姿勢が求められる場面が多いのが特徴です。

また、国内外でのフィールドワークや留学プログラムも充実しており、自分の興味や関心を広げる機会が数多くあります。

自ら課題を発見し、それに取り組む情熱を持った学生にとって、北海道大学はその力を存分に発揮でき、このような学びを通じて、社会で活躍するための応用力や創造力を養うことが期待されています。

自然や広大な環境での学びに興味がある人

北海道大学は、広大なキャンパスと豊かな自然環境が特徴で、自然や環境を活用した学びに興味がある学生に最適な大学です。

国土の570分の1が、北海道大学の敷地であり、キャンパス外には広い農地や実験林、研究用のフィールドステーションがあるので、農学や林学、水産学などの分野で実践的な野外実習や環境調査が行えます。

さらに、道内各地へのアクセスが良いことから、北海道の特有な地理や気候を利用した研究も行われているので、このような環境で学ぶことにより、理論と実践をバランスよく学べるだけでなく、自然を大切にする視点や、環境問題への理解を深めることができます。

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北海道大学の進路傾向の特徴

北海道大学の進路傾向の特徴
北海道大学の卒業生は、その幅広い学問分野や実践的な研究活動を活かして、多岐にわたる進路で活躍しています。

ここでは、気になる北海道大学の進路傾向の特徴をご紹介します。

進路傾向

北海道大学の卒業生は、その学問分野の広さに応じて、多様な進路を選択する傾向があります。

理系分野では、研究職や技術職に進む学生が多く、特に製造業や情報技術分野、医療・バイオテクノロジー関連の企業で活躍しています。

一方、文系分野では、公共政策や法務、経済関連の職種に就く傾向があり、公務員試験の合格者も多いのが特徴です。

また、大学院進学率が高い点も北海道大学の特徴の1つで、さらに専門性を深めるために進学を選ぶ学生が増えています。

卒業後は国内だけでなく海外でキャリアを築くケースも多く、グローバルな視点を持つ卒業生として社会で高く評価されています。

詳細はこちらをご確認ください
就職等状況一覧、主な就職先(北海道大学キャリアセンター)

強みを発揮できる業界や分野

北海道大学の卒業生は、学際的な教育と研究を活かし、幅広い業界でその強みを発揮しています。

理系分野では、自然科学や農業、医療、バイオテクノロジー関連の研究開発分野での活躍が目立ち、特に食品産業や環境技術、エネルギー分野などでの需要が高いです。

また、文系分野では、法曹界や公共政策、国際ビジネスにおいてその知識を生かして活躍する卒業生が多く見られます。

さらに、総合教育部で培われた幅広い教養と柔軟な思考力は、コンサルティング業界や教育、文化創造分野でも高く評価されています。

北海道大学での多様な学びを通じて養った専門性と視野の広さは、国内外のあらゆる業界での活躍を可能にしています。

まとめ

北海道大学は、最先端の教育・研究施設を備えた、日本を代表する国立総合大学で、多岐にわたる学部構成と学際的なプログラムを通じて、学生1人ひとりが自らの可能性を広げることができます。

また、独自の教育カリキュラムや支援体制により、基礎力から応用力までをバランスよく育む環境が整っており、卒業後は、国内外の幅広い分野で活躍する先輩たちが示すように、多様な進路が開かれているのも魅力です。

BrainsGymでは、北海道大学を含む難関大学進学を目指す高校生に向けた、会員制予備校を提供しています。

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また、受験勉強だけでなく、自分と向き合うことや自立していくことなど、人間的成長や生徒の主体性を伸ばす指導も行っており、他の予備校にはない環境が魅力となります。

北海道大学への現役合格者も多数輩出している、実績のある予備校ですので、興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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難関大への現役合格を目指す高校生のための会員制大学受験予備校
記事の監修:庄原 剛佑(練成会グループ 個別指導3.14 ブレインズ・ジム本部長)

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